【和泉市】これからの住宅が目指す、ZEHについて②
2021/10/20
前回に引き続き、ZEH(ゼッチ)についてのお話しです。
2015年に開催されたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)で採択された「パリ協定」で、地球温暖化防止の施策として、その大きな原因となっている温室効果ガス排出についての対策が各国間で協議されました。
その結果、「2度目標」として知られる「世界の平均気温上昇を工業化以前から2度以内に抑える」という目標が、各国共通の長期目標として策定されました。
この「2度目標」を達成するために、日本は「2030年にCO2排出量を2013年比で26%削減する」という国際公約を結びました。
その国際公約を果たすための取り組みの一貫が、エネルギー排出量がゼロ以下である住宅「ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)」の普及・推進というわけです。
住宅の断熱性能を高めるには、外の熱が伝わる壁や床、屋根に断熱材を入れたり、窓ガラスやサッシの素材を断熱性の高いものにする、などの方法があります。
断熱効果の高いお家ですと、魔法瓶のような効果で、部屋の快適さを外へ逃がしません。室内の”温度ムラ”も軽減され、部屋のすみずみまでしっかりあたたまるので、リビングを吹抜けにした場合でも暖かく過ごせます。
暖房をつけると、お家全体が暖かくなり、玄関も廊下もトイレも脱衣所も、温度差が軽減されているので、快適に過ごせます。
書エネに関しては、冷暖房・換気・給湯・照明などの設備を省エネ性能の高いものにすることで、無駄なエネルギーの消費を防ぐことができます。
具体的な取り組みとしては、高効率の冷暖房設備や給湯設備の採用や、照明を消費電力の低いLED電球にする、住宅内のエネルギー消費状況を見える化できる設備を導入する、などが挙げられます。
そして「創エネ」。
創エネとは、住宅でエネルギーを創リ出す取り組みを指します。
太陽光発電のシステムを住宅に取り入れて電力を創り出すことが一般的です。
このブログでも何回かご紹介しましたが、太陽光発電は、太陽光という自然エネルギーを使って電力を創り出し、自宅の電力として使用します。蓄電池を備えれば、災害時に停電が発生した時の備えにもなります。
また電力買取制度という仕組みによって電気代を抑えられるだけでなく、電力の買取金額が電気代を上回り、黒字になることもあります。
高断熱、省エネ、創エネ、を備えたZEH(ゼッチ)を採用した注文住宅で、地球にも家計にも優しい新築一戸建てを建築してください。
和泉市専門注文住宅
和泉市池田下町1911-1
株式会社ライフワンホーム