【和泉市】食洗機について②
2022/09/14
和泉市に特化した不動産会社、ライフワンホームです。
前回から引き続き、食洗機のお話しです。
「食洗機は水道代が安くなる」と、聞いたことのある人もいるかもしれません。
実際に手洗いと比べると使う水の量が減るため、水道代は確実に減らせます。
ただし、光熱費が減るのかというと必ずしもそうではありません。
まずは、食洗機を使用したときの水道代について説明します。
パナソニックによると、食洗機の使用水量は手洗いの約1/9となり、かなりの節水効果が期待できます。
食器点数を40点(5人分)と考えたときに、それぞれの使用水量は次のようになります。
手洗い:約75L
食洗機:約8L
(参考:Panasonic/とっても節水・節約)
1日に2回食器洗いした場合、1年間でなんと48トンの差になります。
水は限られた資源ですので、地球への影響を考えると食洗機はエコな商品といえるでしょう。
もちろん水道料金も大幅に下げることが可能です。
水道料金は自治体によって違いはありますが、和泉市の場合、1リットルあたり0.1~0.4円程度ですので、仮に0.2円だとしても1回あたり13.4円の節約、1年間なら9782円の水道代を節約できます。
これはかなりお得ですよね。
でも、重要なのは水道代だけでなく、電気代やガス代も含めた光熱費です。
次に、食洗機を導入するときの光熱費の考え方について解説します。
食洗機を使うと水道代を減らすことができますが、電気代やガス代がかかります。
総合的に判断をしてどちらがオトクなのでしょうか。
前述のパナソニックのサイトによると、手洗い1回分のコストは55.6円です。
これに比べて食洗機は21.6円ですので、2.7倍もの開きがありますが、水道代では9倍もの開きがあるにも関わらず、光熱費で2.7倍にしかならないということは、それだけ食洗機が電気を必要とするということです。
しかもこの時の条件として、手洗いは10Lのお湯でつけ置きしています。
食器を洗う際につけ置きをしないのであれば、光熱費の開きは更に小さくなると考えられます。
そのため、単純に食洗機のほうがランニングコストが安いとは言い切れません。
食洗機の光熱費は、利用する人のスタイルによって変わるということです。
光熱費は、どの家庭でも当てはまるわけではない、ということを覚えておいてください。
食洗機はまだ発展途中の製品ですので、なんでも完璧に洗えるというわけではありません。
利用するときにはいくつかの注意点がありますので、それらを守って利用しましょう。
ここでは、利用するための注意点について紹介します。
食洗機の種類にもよりますが、食洗機で洗うことができないものがいくつかあります。
それらは手洗いできれいにしましょう。
対象となるアイテムは次のようなものが挙げられます。
• 強化ガラス製品
• 軽くて飛ばされやすいもの
• 包丁
• カットグラス、クリスタルグラス
• 漆塗りの食器 • 銀やアルミ、銅の食器や調理器具
• 木製の食器
これらの食器や調理器具は、破損したり変色したりする可能性があります。
食洗機を使わずに手洗いしましょう。
木製のまな板や、鉄製のフライパンなどは、汚れをきちんと落とせなかったり、錆の原因になったりしますので、食洗機との相性はよくありません。
フッ素加工された調理器具も苦手ですので、食洗機では洗わないようにしてください。
次回は食洗機のお掃除についてのお話しです。
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