【和泉市】窓についてのお話し①
2022/07/06
和泉市に特化した不動産会社、ライフワンホームです。
身近で当たり前な存在である窓。
窓に関する知識や情報って、どれくらいご存じですか?
和泉市で新築一戸建てを注文住宅で建てる弊社のお客様の場合も、どの種類の窓にするか?どこの位置に設置するか?などなど、いろいろと決めていかないといけません。
これから、窓の種類、役割、施工方法、歴史、などなどのお話しをさせていただききたいと思います。
まずは、窓の種類にはどのようなものがあるのか?そもそも窓とは何なのか?についてです。
窓とは何なのか?
窓は英語で “window” ですが、これにはどのような意味があるのでしょうか。
英語で窓を意味する “window” は、古代北欧語の “vindauga” に由来するそうです。
”vindauga” は “vindr” と “auga” からなり、それぞれ “wind” と “eye” を意味する語であり、直訳すれば「風」と「目」となります。
つまり、”window” は、風を入れたり明かりを入れたりするために壁にあけた穴に由来します。
<社団法人 日本建築学会編『ガラス建築 意匠と機能の知識』株式会社学芸出版社>
これによれば、西洋における窓は「壁にあけた穴」であり、中と外を繋ぐものとなります。
一般的に西洋の建築物は、石やレンガを積み重ねて壁を作って空間を密閉するので、室内と室外を完全に遮断します。
そこで壁に穴をを開けて窓にすることで、初めて空気 (風) が通ります。
“window” という言葉には、西洋における窓の役割が端的に表れているということですね。
では、日本の場合はどうでしょうか。
日本の「まど」は、「ま」が「目」、「と」が「門」、つまり外を見る開口が語源であるという説と、柱と柱の「間」に「戸」をはめた「間戸」が語源である、という2つの説があります。
後者は開口部とそこにはめ込まれた戸、つまり「穴」と「建具」の両方を指しています。
日本の在来工法 (木造軸組工法) では、まず柱と梁を組みます。
そこから壁や建具で空間を埋めていくというやり方です。
この方法から考えると、窓は「壁に開けた穴」ではなく「壁を構成する要素」と考えた方が自然だと思います。
従って日本の窓は単なる穴ではなく、建具でもあるという意味の「間戸」説を採るべきだと考えられます。
「間戸」が「窓」となり、現在は実に様々な形の窓が存在します。
では、窓にはどのような種類があるのでしょうか。
次回は窓の種類についてです。
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