【和泉市】ウッドショックはいつまで続くのでしょうか?
2021/11/10
2021年3月頃から住宅業界の中で「ウッドショック」と呼ばれる現象が騒がれ始めました。
ニュースなどでも耳にされているかと思いますが、その、「ウッドショック」が収まる気配がありません。
ウッドショックとは輸入木材価格の高騰のことを指し、かつてのオイルショックになぞらえて名付けられた言葉です。
ウッドショックは米国での新築戸建住宅の増加に対して、建築用木材の供給が追い付かなくなったことで発生しました。
アメリカでは新型コロナウイルスの流行により、リモートワークやロックダウンが行われました。
それにより、自宅で生活する時間が増え、自宅の改修や、郊外に新築住宅を建てる人が増加しました。
その裏には、ここ数年アメリカで膨大な財政出動や低金利政策がとられ住宅需要が伸びていたことも影響しています。
その結果アメリカでの木材需要が増え、日本への輸出が減少しました。
これが世界中に波及し、材木価格が高騰しています。
世界的なウッドショックの影響により、日本国内の木材が不足してしまいました。
その結果、日本国内に流通する木材の価格も高騰してしまっています。
また、建築が予定されていた住宅であっても、木材の入手が困難となり着工が遅れるといった影響も出ているようです。
和泉市で新築一戸建てを注文住宅にて建築している弊社でも、毎年、9月~11月が繁忙期となり、今もかなり動いている状態です。
何故この時期に繁忙期になるかというと、年度末の3月末までに新築一戸建てに入居を完了したいお客様が多いからなのですが、今年は、着工が遅れる事象が発生しております。
コストがあがったりする場合は、お客様に丁寧にご説明をさせていただいておりますが、新築一戸建てをご希望のお客様に関しましては、長期的な計画のもとですすめていただきますよう、よろしくお願いいたします。
ウッドショックがいつまで続くのか、まだ見通しが立たない状況です。
コロナの収束とともに、アメリカでは少しずつ、落ち着きを取り戻してはいるようですが、日本が落ち着くにはまだ時間がかかりそうです。
現状、どの程度で価格が落ち着くのかは色々な憶測が錯綜しています。
価格のこと、経済のことに関しては、いつどうなるとはなかなか言えないので、わからないことが多いです。
和泉市で新築一戸建てを注文住宅で建築している弊社では、情報を収集し、お客様とも情報を共有しながら、今後もすすめてまいります。
和泉市専門注文住宅
和泉市池田下町1911-1
株式会社ライフワンホーム