【和泉市】サッシについて①
2022/06/15
和泉市に特化した不動産会社、ライフワンホームです。
和泉市で新築一戸建てを注文住宅で建てる弊社のお客様との打ち合わせの中でのこと。
住まいのデザインや採光・通風などで大きな役割を担う「窓」。
その窓を構成するサッシとは何なのか、どのような種類があるのか、それぞれのメリット・デメリットは?
サッシの材質の違いによる種類と特徴についてのご質問がありました。
その、「サッシ」についてのお話しです。
窓自体には、光を通す役割(採光)、風を通す役割(通風)、視線を通す役割(透視)などがあります。
また、建物の外観デザインでも大きな役割を果たします。
重要な役割を担う「窓」の中で、建物に取り付けるための枠と、ガラスフレームが「サッシ」です。
窓は、窓ガラスとサッシ=枠+ガラスフレームで構成されているということです。
窓サッシには、素材によって次のような種類があります。
●アルミサッシ:アルミ素材のサッシ
●木製サッシ:木製のサッシ
●樹脂サッシ:樹脂素材のサッシ
●アルミと樹脂の複合サッシ:室外側はアルミ、室内側は樹脂素材のサッシ
窓ガラスと同様、窓フレームによっても窓の機能性が変わってきます。
特に材質や構造の違いが、断熱性に影響を与えています。
まずはじめに、アルミサッシについてのお話しです。
一般的によく見られるのが「アルミ」です。
皆様のお家はアルミサッシではありませんか?
ちなみにシルバーかブラックかブラウンが多いのではないでしょうか?
まだ日本のほとんどの住宅はアルミだと思います。
アルミサッシは昭和35年頃から多くのメーカーが製造に着手し始め、 昭和40年代半ばには、ほとんどがアルミサッシになりました。
「アルミサッシ」は窓枠の部分をアルミニウム合金でつくったものです。
鋼製サッシにくらべて軽量で加工性があるとされています。
アルミサッシは当時、窓からの隙間風が少なく、雨仕舞がよかったことなどで、長年に渡って使われてきました。
アルミは軽くて、強くて、耐久性がよく、加工しやすく、さびにくい、という特徴があります。
しかし現在は、アルミのデメリットである「熱を伝えやすい」(断熱性が低い)が 結露の原因になっています。
アルミの熱伝導率は237W/m・Kで、樹脂の熱伝導率は0.17W/m・Kです。
このように、アルミは樹脂の1400倍ほど熱を伝えるので、断熱性で劣ることになります。
住まいの断熱性が低いと、ヒートショックの原因になります。
また、結露は、カビやダニの温床になり、住宅の建物寿命を縮めたり、住む人の健康に悪影響を与えたりする可能性があります。
次回もサッシについてのお話しを続けます。
和泉市専門注文住宅
和泉市池田下町1911-1
株式会社ライフワンホーム