【和泉市】複層ガラスのいろいろについて。
2022/03/30
和泉市に特化した不動産会社、ライフワンホームです。
新築一戸建てを注文住宅で建てる場合に、ここ5年程前から、単板ガラスがなくなり、複層ガラスが主流となってきました。
複層ガラスとは、2枚以上のガラスの間に乾燥空気や質量が重いガスを封入したガラスのことです。
ガラスをペアにして組み立てることで、従来の1枚ガラスにはなかった様々な効果を得ることができます。
「ペアガラス」という言葉もよく聞くと思います。
「ペアガラス」とは、2枚のガラスの間に、乾燥空気やガスを封入したガラスで、「AGC(板ガラスの大手メーカー)」の登録商標です。
「ペアガラス」が多く流通したことから、一般名詞として使われるようになり、複層ガラスをペアガラスと呼ぶことが多くなりました。
近年では、3枚のガラスを重ね、ガラスとガラスの間に乾燥空気やガスを入れた「トリプルガラス」も生産されています。
これらのガラスを採用した窓ガラスは、断熱性能や結露防止効果があります。
外からの寒い空気を遮断してくれる為、エアコンの効率も高くなります。
従来の複層ガラスは断熱効果と結露防止効果が主体でしたが、ガラスの内側の表面に「Low-E膜」という特殊な金属膜をコーティングし、遮熱効果も高めた「Low-Eペアガラス」というものもあります。
「Low-Eペアガラス」は、夏は遮熱効果で、熱を持った日差しで室内に熱がこもるのを防ぎ、クーラーの効率が良くなります。
冬は中間にある空気層が外からの冷たい空気をカットします。
「夏は涼しくて冬は温かい」という、過ごしやすい環境を作り出すことができるオールシーズン対応のガラスが「Low-Eペアガラス」です。
Low-Eペアガラスの、Low-E金属膜を「室外側のガラスに貼るか」「室内側のガラスに貼るか」で、性能が変わるのも魅力です。
夏の日差しや西日が気になる窓には、室外側のガラスにLow-E膜を貼ることにより、遮熱効果によって、室内への熱が遮断されやすくなります。
逆に、日の当たりにくい窓や寒冷地などでは、室内側のガラスにLow-E膜を貼ることによって、室内側の保温効果があがります。
複層ガラスは、断熱性能や結露防止のみならず、防犯・防災にも役立ちます。
2枚のガラスのうち、1枚を「防犯ガラス」にすると、割れにくく貫通性が低くなるので、防犯に役立ちます。
防犯ガラスは、中間に特殊なフィルムを挟み込んで貼り合わせたガラスなので、万が一割れても、中間のフィルムが貫通をさせにくく、穴が空きにくいガラスとなります。
また、「強化ガラス」を組み合わせると、防災対策として優れたペアガラスとなります。
強化ガラスは、同じ厚さのガラスに比べ 3~5倍の表面強度があり、簡単には割れません。
風圧への強度も増します。
ただ、強化ガラスは、衝撃に強いものの、防犯性はありません。
割れると、全面が粒状に一気に割れます。
粒上に全面が割れることで、窓から侵入しやすくなり、防犯性は低いです。
複層ガラスにもいろいろな種類があるので、和泉市で新築一戸建てを注文住宅で建てる場合は、ご相談くださいね。
和泉市専門注文住宅
和泉市池田下町1911-1
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