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【和泉市】建具について②

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【和泉市】建具について②

【和泉市】建具について②

2022/05/11

 

和泉市に特化した不動産会社、ライフワンホームです。

 

前回に引き続き、「建具」のお話しです。

建具は、開き方によっていくつかの種類に分けることができ、代表的なものは、開き戸(ドア)、引き戸、そして折れ戸だと、前回の最後にお話しさせていただきました。

 

「開き戸(ドア)」は至る所で見かけますが、その分、デザインや種類も豊富ですし、ドア本体だけでなく取っ手もいろいろな種類があります。

それだけ開き戸は自分の好みを表現しやすい建具と言えます。

開き戸は、気密性が高いのが特徴です。

そのため、空調が効きやすいというメリットがあります。

また、比較的軽い力で開け閉めができる点もメリットと言えます。

引いた戸を納めるスペースが不要な分、スイッチやコンセントを取り付け可能な壁が増えるのもメリットです。

施工する側の視点では、取り付けが簡単というのもメリットです。

一方、デメリットはデッドスペースができるところです。

開き戸を開閉する軌道上には物が置けないため、無駄なスペースが生じてしまいます。

また、引き戸に比べて開閉のために身体の動きを大きくしなければならず、高齢者や身体が不自由な人にとって扱いにくいかもしれませんね。

廊下にトイレがある場合など、通行している人にぶつからないような配慮も必要になってきます。

開き戸は開けるのに動作が大きくなってしまうという特徴があるので、物を持って部屋に出入りする時、開き戸を押して部屋に入る場合はまだいいですが、開き戸を引いて開ける場合は一手間必要になってしまうので、物をよく運ぶ動線上に開き戸を使う場合は気を付けないといけませんね。

開き戸が左右どちら開きかによっても暮らしやすさが大きく変わるケースがあるので、そこも注意したいところです。

「引戸」とは、その名のとおり引いて開ける建具のことです。

「引戸」の種類は大きく分けて「片引き戸」、「引き込み戸」、「引違い戸」の3つに分けられます。

引戸の裏側は枠無しの引戸を使わない限り、枠が見えるので、基本的には枠が見えても影響が少ない側に枠が出るように配置します。

たとえばリビングと廊下に面した引戸であれば、廊下側が裏になるという感じです。

「引込み戸」は、何枚もの引戸を引き込むことで建具の存在感を消す事ができます。

そして、引き違いで扉を動かせる引き戸が「引違い戸」です。

引き込み戸は全て隠すことができるので、リビングなど一体感を出したい場所で使うと大きな効果を発揮してくれる建具です。

一方、引違い戸は扉を開け放したとしても扉はどこかに必ず残ってしまうため、部屋に開放感を出す場合は引き込み戸をつける方が良いです。

引戸は、扉を横にスライドするだけでいいので、ドアよりも動作が小さくて済みます。

開け閉めがしやすく、スペースを有効活用しやすいです。

また、開閉するときは横にスライドさせるだけでいいので物を持ちながらでも比較的開けやすいです。

引き戸は、10センチや20センチだけ開けておく、というように、風や光の入る量を自由に調整できます。

開き戸を開け放しておくことは難しいので、この点も大きなメリットとなりますね。

壁に収納するスペースは必要ですが、人が通るスペースに影響しない点もメリットです。

最近はバリアフリーの観点からも引き戸が評価されています。

車椅子で開き戸を開けようとすると、引いて開く動作が非常に難しい半面、引き戸であればそのような不自由さがありません。

今は下にレールのない上からつるタイプの引き戸もあり、このタイプですと段差がないためさらに快適です。

一方、デメリットとしては開閉に力が必要な点と、開き戸のようにピタっと閉まる訳ではないので、開き戸に比べると気密性が劣る点が挙げられます。

気密性が落ちると言うことは、音なども周りに聞こえやすいということ。

音があまり漏れない部屋にしたい場合、その部屋では引戸は避けるというのも1つの方法となってきます。

その他、引戸にすると壁が少なくなるために部屋のスイッチを取り付けたい場所にスイッチが付かない、ということもあるので、その場合は生活に不自由しないように建具の位置やスイッチを工夫する必要があります。

クローゼットなど、全体を大きく開けたい時に使われるのが、折りたたんで開閉するタイプの建具、折れ戸です。

現在ではクローゼットのある家が多いので、折れ戸を使ったことがあるという方も多いと思います。

クローゼットであれば大きさに合わせて扉の枚数を増やしていけるので、いろんな大きさに対応しやすいというのもメリットの1つとなります。

折りたためるため省スペースで、物が取り出しやすいという特徴があります。

昔は子どもが指を挟んでケガをすることもありましたが、最近の折れ戸はクッションがついていて安全性が向上しています。

デメリットとしては、部屋の内側に折れてくるので、開けるためにある程度の広さのスペースが必要になること、開き戸や引き戸に比べて開口部が狭くなってしまう場合があること、が挙げられます。

折れ戸は天井ギリギリまで高さがあるという点も覚えておきたいところです。

エアコンが邪魔で折れ戸が全部開けられないというケースや、窓のカーテンレールなどにも注意が必要です。

 

次回は建具を選ぶ際のポイントについてのお話しです。

 

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和泉市池田下町1911-1

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