【和泉市】建具について③
2022/05/18
和泉市に特化した不動産会社、ライフワンホームです。
前回、前々回に引き続き、「建具」のお話しです。
今回は建具を選ぶ際のポイントについてです。
既製品の建具はいろいろなメーカーから発売されていますが、どのメーカーの物を使うか?と言うよりも、建具のグレードによって部屋の見た目が大きく左右されます。
それぞれのグレードにいくつかの色やパターンが用意されていますが、グレードが低い建具とグレードが高い建具では見た目がかなり違ってきます。
やはりグレードが低い建具よりもグレードが高い建具の方が高級感があるのですが、特に低いグレードの建具を使う場合は注意が必要です。
中途半端な色(木目調)などを使うと、部屋の中にハリボテ感がただよってしまい、見た目が残念な感じになってしまいやすいです。
そのため、木目調など色合いが複雑な建具を選ぶ際は、建具のグレードや見た目の質感の良いものを使うというのがポイントとなります。
一方、予算の関係で建具にそれほど予算をかけられないケースも当然出てきますよね。
そんな場合、白や濃い色など、見た目のテクスチャーに影響されづらい物を選ぶのがオススメです。
白や濃い色だと柄が目立たないのでハリボテ感が少なく、シンプルにまとめることができます。
建具は部屋の中でかなりの面積を占めるので、建具の見た目で部屋の印象はかなり左右されてしまいます。
ここは失敗の無い色を選びたいですね。
一方、グレードの高い建具はプリント技術の向上もあり、本物の木と見間違うほど見た目が良いものもあります。
インテリアに合わせて選ぶだけで引き締まった部屋になることが多いので、見せる建具として使えるようになります。
既製品の建具を使う場合、グレードが低い建具は白か濃い色を、グレードが高い建具はインテリアに合わせると間違いがありません。
次に、造作建具の選び方についてです。
造作で建具を作る場合は好みに合わせて扉を作ることができますが、たとえば木製の建具でも全て木で作っている訳ではありません。
建具が重くならないよう中を空洞にして、表面に木の板を貼って作ると言うケースがほとんどです。
そのため、床材やカウンター材に合わせた板を使用する事ができるので、インテリアとして統一感を出すことができるのが、造作建具の大きな特徴です。
建具のサイズも自由につくれるので、部屋に合わせて建具の大きさが決められるのも造作建具の魅力です。
一方、造作建具の注意点を挙げるとすれば、既製品とは違い一品ものなので価格も高くなりやすいです。
また、ハイドアなど高さがある建具を作ると建具が反ってしまうということもあります。
造作建具のメリットだけでなく、デメリットも踏まえながら設計者とよく相談してつくるのが造作建具のポイントです。
建具は色やデザインも豊富ですが、建具の種類はそれだけではありません。
例えば、建具にガラスが入っている建具もあります。
ガラスが入っている建具はリビングなど人の気配があるかどうかが分かると便利な場所で使われる事が多いですが、アンティーク調のインテリアにしたい場合などはチェッカーガラスが入っていると雰囲気が出ます。
その他、自分で色を塗って敢えて無骨な雰囲気を出すということもできるので、全部は大変ですが、1枚だけ扉を塗ってみるのも意外と楽しいものです。
あとは、ペットを飼っている方用に、ドアが閉まっていてもペットが通り抜けできる建具などもあるので、生活スタイルに合わせて建具で遊んでみるのも面白いですね。
建具はいろいろな種類がありますが、それぞれの建具に特性があるので、その特性を活かした建具を上手く配置していただきたいです。
また、建具は意外と面積が大きいので部屋の印象を大きく左右します。
そのため、インテリアに合わせて建具を目立たせるのか、それとも存在感を消すのかを考慮しながら、建具の色やデザインを選ぶのがポイントになってきます。
和泉市で新築一戸建てを注文住宅で建てる場合は、建具にもこだわってみてください。
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